初心者でも失敗しない!中古車選びのポイントや注意点!
中古車選びで不安なのは「購入後のトラブル」ではないでしょうか。新車とは違って、すでに他の人に使用されているため、故障などのトラブルが発生する可能性があります。本記事では、そういったトラブルを避け、中古車選びに失敗しないポイントや注意点を解説していきます。
中古車の購入を検討する時にまずやるべきこと
中古車は、年式や車種まで実に多くの選択肢があります。そのため中古車を購入しようとすると、何を基準に選んでいいのか悩んでしまいます。選択肢が多いのは良いことですが、中古車選びに失敗する可能性もあります。中古車を選ぶ前に「2つのやるべきこと」を実施し、失敗しないように対策しましょう。
やるべきこと① 車を購入する目的をはっきりさせる
車を購入する時には、「家族でキャンプに行くために車を買いたい」「会社の移動用に車を買いたい」といった目的があるはずです。例えば家族でキャンプに行くのが目的で購入する場合は、荷物を多く積める大型の中古車が選択肢の1つに挙げられます。このように、目的を決めるだけでも選択肢を絞ることができるため、まずは中古車を購入する目的をはっきりさせましょう。
やるべきこと② 予算を決めておく
中古車には多くの種類があり、値段はピンキリです。あらかじめ予算を決めておいた方が、中古車の選択肢を絞りやすくなります。また、中古車を購入した後にも、自動車税やガソリン代、車検代などがかかります。購入後に想定よりも諸費用がかかり、売却せざるを得ない状況に陥ることもあります。家計や会社の財政を圧迫しないように、無理のない範囲で事前に予算を決めておくことが大切です。
中古車選びで見るべきポイント4選!
ここからは本題である、中古車選びで見るべきポイントを4つご紹介します。
①走行距離と年式
一般的に、車の寿命は「10年」、走行距離で言うと「10万km」と言われています。走行距離が長いほど、年式が古いほど、中古車の値段は安くなります。しかし、トラブルが起きる可能性も同様に高くなるため、注意が必要です。さらに、年式が古いと維持費が高くなります。購入時の費用は安い場合でも、購入してすぐに故障して修理費が嵩んでしまうなど、長期的に見れば費用が高くなってしまうこともあります。中古車を購入する目的や今後どれくらい走る予定なのか等を加味して、走行距離と年式を確認して選ぶことが大切です。
②次回の車検のタイミング
中古車を車検の状態で分けると以下のようになります。
車検あり |
車検の有効期限が残っており、購入後すぐに乗車可能 |
車検なし |
車検の有効期限が切れており、購入後に車検が必要 |
車検整備付き |
販売時点では車検の有効期限が切れていたが、販売店が車検を行った車。購入後すぐに乗車可能 |
車検なしの中古車の値段は、安くなる傾向があります。しかし購入後に車検を行う必要があったり、故障のリスクがあったりするため、結局高くつくことも多いです。
反対に車検ありや車検整備付きの中古車は、購入時の値段は高くなりますが、車検を行う手間が省け、故障のリスクが低いです。
なお、社用車の車検の頻度や費用については以下のコラムでも詳しく解説しています。社用車で検討している方は、合わせてこちらもご参照ください。
【2022年最新版!】社用車の車検は何年おき?社用車の車検の頻度や車検にかかる費用を解説!
③外観と内装のきれいさ
中古車選びでは、外観と内装の状態を確認することも大切です。暗い場所だと細かい部分を確認できないため、明るい日中に確認することをおすすめします。
外観と内装は、次のポイントを参考にチェックしましょう。
- 全体のキズや歪み、色落ち
- ドアや窓ゴムの劣化
- トランク内の汚れやカビ
- シートの劣化による形状の変化
- タイヤの劣化
修理の必要がない程度であれば問題ありませんが、過度な劣化が見られる場合は購入後に修理が発生する可能性もあります。また、外観の小さい傷や凹みなどはすぐに直せますが、内装に汚れがある場合、簡単には交換できないこともあります。気になる方は、内装のキレイな中古車を選んだ方がよいでしょう。
④修復歴の有無や水没車かどうか
修復歴があったり水没車であったりする場合は、中古車の値段が「激安」になっていることが多いです。特に注意したいのは、水没車を示す表示義務がないことです。水没車だと知らずに中古車を購入すると、故障するリスクが高くなります。見分ける方法として、値段が安すぎないかという点に加え、水没によるサビや湿気、シミなどがないかを確認しましょう。また、電気系統が故障している可能性があるため、試乗して問題ないか確認することが大切です。
中古車を安く購入するためのコツ
中古車選びで見るべきポイントがわかったところで、中古車を安く購入するコツをご紹介します。
購入のタイミングを見極める
中古車の値段は、走行距離や使用期間に加え、時期やタイミングで変化します。中古車の値段が下がるタイミングが1年の中にいくつか存在するため、タイミングを見極めて購入しましょう。中古車の値段が安くなるのは、次のような時期です。
- 年式が変わる「1月」
- 1年に1度の決算期である「3月」
- 需要が下がる「4月」「5月」
- ボーナスが出る時期である「7月」や「12月」あたり
- フルモデルチェンジ後、車種が型落ちするタイミング
決算期である3月は、値引きをしてでも車を販売しようとする店舗が増えるため、価格が大幅に下がる傾向にあります。新たな変化が起こる4月の手前ということもあり、需要も増えます。購入時は所有している車を下取りに出す人も多いため、中古車が市場に多く出回り、中古車もお買い得になるのです。
人気の車種やカラーを避ける
人気の車種やカラーは需要があるため、値段が高くなる傾向にあります。例えば、ブラックの高級セダンは高い人気を誇っています。また、ホワイトやシルバー系は、車種に関係なく人気です。
需要のある中古車は値段も高くなります。たとえば、ホワイトやシルバーといった人気のカラーとその他のカラーの中古車の値段を比較すると、20万円以上の差がある場合もあります。中古車の購入をできるだけ低予算で済ませたい方は、人気のある車種はカラーは避けるのが無難です。
走行距離が長い車や年式が古い車も検討する
あまり車を使用する予定がない場合は、走行距離が長かったり年式が古かったりする中古車も選択肢の1つにするとよいです。これらの中古車は走行距離が短く、年式が新しい中古車と比べると値段が安いため、経済的な負担を減らすことができます。また、定期的にメンテナンスをして走っていた中古車であれば、走行距離や年式にかかわらず、問題なく走れます。低予算で抑えたい方にはおすすめの中古車の選び方です。
中古車選びの注意点
信頼できる販売店で購入する
中古車を販売している店舗には、悪質な店舗も混ざっています。信頼できる販売店で購入すれば、スムーズな取引を経て、安心して中古車を購入できる可能性が高いです。信頼できる販売店かどうかは、次のポイントをチェックして判断するとよいでしょう。
- 車の状態を直接見せてもらえるか
- ホームページにスタッフが顔出ししているか
- スタッフの対応が良いか
- 中古車の値段は妥当か
- 店の内外が清潔か
- 試乗ができるか
- しつこく勧誘してこないか
可能であれば試乗させてもらう
購入前には、できる限り試乗するようにしましょう。試乗すると、見た目だけで確認できない部分に気づくことができます。たとえばブレーキのかかり方やハンドルの動きなどは、試乗しなければわかりません。
「購入後すぐに車の不具合が発生した」という事態に陥らないよう、あらかじめ試乗して購入することが大切です。
なお、当然のことですが試乗する際には運転免許証が必要です。販売店によっては車の任意保険証の持参を必要としているところもあります。事前に確認しておきましょう。
金額だけでなく、状態もしっかりチェックする
先程までにもお伝えしてきましたが、中古車選びでは、金額だけではなく中古車の状態のチェックが大切です。走行距離や年式は状態の指標になりますが、それだけでは不十分です。外観や内装の状態、元の所有者が定期的にメンテナンスを行っていたか、修理歴や水没歴がないかといった確認が必要になります。
購入時の値段がいくら安くとも、状態が悪ければすぐに不具合を起こし、逆にお金がかかるという状況になりかねません。中古車の状態もしっかりチェックしたうえで購入しましょう。
まとめ
中古車選びでは、目的や予算を明確にしたうえで、いくつかのポイントや注意点を守ると失敗が少なくなります。プライベート用としての購入だけでなく、社用車として中古車を購入する場合もぜひ本記事を参考にしてください。
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