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Bqeyの導入でマンパワーの限界を解決!
1日あたり20~30分の工数削減を実現

株式会社日本経営LINK
総務部次長
熊崎 智浩 様

総務部課長
橋本 浩司 様

日本経営グループは、国内最大級の税理士法人を母体とする総合経営コンサルティングファーム。特に医療・介護福祉分野の経営支援では国内最大手。近年は中小企業の経営支援や、経営支援システムの開発などにも力を入れています。

株式会社日本経営LINKは、20社を超える日本経営グループの1社として、グループ傘下のすべての企業の人事・総務・経理・情報システム等のコーポレート業務を統括しています。

抱えていた課題
  • アルコールチェックの人手不足が課題で、深夜や早朝、休日など確認が難しい時間帯があった
  • 紙ベースの記録管理の場合、ファイルが分厚くなり保管場所が必要なことに加え、記録用紙の在庫不足時には補充・印刷が必要だった
  • アルコール検知器の計測不良や破損などで頻繁に代替品を調達する必要があった
導入理由
  • 紙ベースからデジタル管理への移行により、記録保管や管理の手間を省きたかった
  • 必要最低限の機能を備えたシステムで無理のない価格設定で、コストパフォーマンスが高かった
  • 営業担当者の丁寧な対応や機能開発予定の透明性が信頼できた
  • アルコール検知器が電気化学式で精度が高く、1万回使用可能という保証があった
導入による効果
  • 深夜・早朝、休日でもアルコールチェックができるようになり、総務部の負担軽減を実現
  • 1日あたり20~30分の工数削減を実現
  • アルコール検知器のトラブルがなくなり、代替品調達の手間が解消された
  • 社内全体のコンプライアンス意識が向上した
  • アルコールチェックを適切に管理することで会社全体の安全意識が強化された
  • アルコールチェックの運用を対外的に自信を持って話せるようになったことで、社員の仕事姿勢がポジティブになり、自己効力感の向上に寄与した

マンパワーによる社用車管理やアルコールチェックの運用に限界を感じていた

Bqeyを導入する以前は、社用車の管理をどのように行っていましたか?

「社員がGoogleカレンダーで車両を予約後、車両の鍵が置かれている総務部に行き、車の鍵と貸し出しレポートという紙のファイルを受け取ります。車両に乗る前に、手書きでアルコールチェック、日常点検表、メーターの走行距離等を記録していました。
社用車は総務部がある本社ビル内の立体駐車場に保管されており、駐車場の操作パネルで指定の番号を押すと、パレットが回転して車両が出庫される仕組みでした。そして、乗車後に必要事項を記入したファイルを提出します。」
 

アルコールチェックはどのように実施していましたか?

「アルコール検知器を使った検査は、乗車時と降車時に行っていました。基本的には執務室内で総務のスタッフが対応可能な時に立ち会う形で行っていました。ただし、深夜・早朝や休日など総務のスタッフがいない場合は、貸出用のアルコール検知器を各社員が持ち出して車内でセルフチェックを行うようにしていました。」
 

社用車の管理において、どのような課題を抱えていましたか?

「Bqeyを導入する前、社用車の管理や利用に関して4つの課題がありました。
1つめはアルコールチェックにおける人手不足です。アルコールチェックが義務化される前の話ですが、当初は乗車時や降車時のアルコールチェックを対面で行っていました。
しかし、運転管理責任者や総務のスタッフが執務室内にいない深夜や早朝、休日などは、アルコールチェックの確認を行なうことができなかったのです。
その結果、ノートへの記録が形骸化してしまったというのが、2つめの課題です。乗車翌日に、総務のスタッフがノートに不備があったことに気づき、社員に記入するように連絡すると社員からは煙たがられたり、嫌な気持ちにさせてしまうだけで、ダブルチェック本来の目的を果たすことの難しさを感じていました。

3つめはアルコール検知器の信頼度の低さです。以前使用していたアルコール検知器では、複数回測定すると、その都度違う結果が出るなど、測定結果を信用できないことがありました。また充電部分のケーブルが弱く、1年も経たないうちに壊れてしまい、販売店に交換依頼をすることも多々ありました。充電ができなくなると、機器を使用できなくなるので、アルコール検知器の台数を余分に抱えておくなど、手間とコストがかかる状況でした。

そして4つめは紙ベースの記録管理の手間です。アルコールチェックの記録は紙で管理していましたが、7台分のファイルがどんどん分厚くなり、保管スペースが必要になります。また、記録用紙の在庫が不足すると、総務メンバーが急いで補充・印刷しなくてはなりません。紙媒体特有の手間が、業務負担を増大させていました。
このような課題がある中でBqeyの存在を知り、これらの課題を解決する可能性を感じたことが導入のきっかけとなりました。」

↑Bqey導入前に使用していた紙の記録表

「これ良さそうじゃない?」Bqeyは天からの恵みのようだった

Bqeyを知ったきっかけを教えてください。

「Bqeyを知ったのは、ちょうど1年前です。2023年12月からアルコールチェックの義務化が始まる直前の時期にインテックス大阪の展示会で、たまたまBqeyのデモを受ける機会がありました。
私が参加する前日に他の総務メンバーが『アルコールチェック、良さそうなのあったよ!』とBqeyのシステムについて話していたのを聞き、興味を持ちました。そこで私も詳細を確認しようとブースに足を運んだところ、担当の方に『昨日も日本経営さんがいらっしゃいましたよね』と声をかけられ、話がスムーズに進みました。Bqeyは欲しい機能を全て兼ね揃えているように思いました。
当時、総務部内ではアルコールチェック義務化への対応について大きな問題意識がありました。『このまま紙で管理を続けるのか?』『対面でのチェックをどう効率化するのか?』といった課題に直面しており、解決策を模索していました。
そうした中で、Bqeyとの出会いはまさに『天からの恵み』のように感じられました。展示会でシステムの詳細を確認し、すぐに「これなら課題を解決できる」と確信しました。Bqeyの仕組みの運用や社内展開については少し時間がかかりましたが、導入の意思決定は1か月以内で済みました。Bqeyとの出会いは、本当に運命的だったと感じています。」

Bqey以外のツールと比較検討はされたのでしょうか?

「Bqey以外にもいくつかのツールを比較検討しました。他社サービスは機能が豊富な分、価格が高く、私たちのニーズや規模には少し合わない印象を受けました。
他のツールもいくつか検討しましたが、最終的にBqeyに決めた理由の1つは、営業担当の方の対応でした。質問に対して非常に丁寧、かつきめ細やかに対応していただき、まだ実現していない機能についても『〇〇については〇ヶ月後に開発予定がある』と正直に説明してくださいました。営業担当者と開発担当者の方が身近にいることで、社内での連携が適切にとられていると、展示会の時同様にここでも感じました。こうした東海理化のこまめな対応が、私たちがシステムを選ぶ上で重要視しているポイントにも合致しており、最終的な決定につながったと思っています。」

ツールを検討する際、どのようなポイントを重視されましたか?

「ツール導入時に重視したポイントは、適正なコストと企業の信頼性、システムの自由度でした。
紙のファイルを使った従来の管理方法は、ほぼ紙代しかかからないため、新たに導入するツールにかかるコストは特に重要なポイントでした。いきなり大がかりなシステムを導入するのは難しかったため、まずは必要最低限の機能をコンパクトに実現できる手軽さや利便性を求めていました。また、システムを提供する企業の信頼性や、必要に応じて柔軟に対応していただける自由度や汎用性も重要でした。」

Bqeyを導入した決め手はどのような部分でしたか?

「Bqeyを導入した決め手となったポイントは3つありました。
まず、コストパフォーマンスです。必要な機能だけを備えたシステムで、無理のない価格設定が魅力的でした。
次に、利便性と手軽さも重要なポイントです。Bqeyは直感的で扱いやすく、操作の手軽さが高評価でした。
そして、検知器の性能保証も導入の決め手でした。Bqeyの検知器は1年半で約1万回使用可能という性能保証があり、耐久性や信頼性が明確でした。以前使用していた5,000円程度の検知器では『正確に測定されているのか?』という不安がありましたが、Bqeyではそのような懸念がなく、安心して利用できる点が非常に大きかったです。
これらの点を総合的に評価して、Bqeyを導入することにしました。」

↑1年半で約1万回使用可能なBqey専用の検知器

Bqeyの導入によりマンパワーの限界を突破できた

Bqeyを導入したことで、管理者の課題はどのように解決されましたか?

「Bqeyの導入により、社用車の管理に関する課題は大きく改善されました。
まず、総務部が抱えていた深夜や早朝の対応負担が解消されました。これまでは、アルコールチェックをマンパワーで行う必要があり、対応の難しさが大きな課題でした。しかしBqeyの導入によって、これらの時間帯でもチェックを効率的に行えるようになり、マンパワーの限界を突破できたと感じています。また他社のセミナーで、他の車両のドライバー同士でアルコールチェックを行う方法が紹介されていましたが、現実的には難しいと感じていました。例えば朝6時に複数台のドライバー全員が同じ時間に出発することは現実的にありません。そのため、Bqeyのようなシステムによる効率的、かつ現実的な運用が非常に助かりました。総務部のスタッフにとっても、執務室で全てのやり取りが完結するようになりました。
以前購入していたアルコール検知器は、よく壊れて買い替えていましたが、Bqeyを導入してからはトラブルがないので安心してます。Bqeyは、管理する側にとって大きな課題であった『マンパワーの限界』という問題をしっかりと解決してくれるツールだと実感しています。」

社用車を利用する社員の課題解決などにもつながりましたか?

「Bqeyの導入によって、社用車を利用する社員の課題も解決されました。
Bqeyの導入前は、ファイルの記入やアルコールチェックの確認作業に手間がかかり、利用する側にとって負担となる場面もありました。しかし、Bqeyの導入によりシステム化され、スマホアプリでの入力や確認が簡単にできるようになったことで、社員の負担が軽減されました。導入当初はアプリの操作方法が分からず、時間がかかっていましたが、1日あたり20~30分程度の工数が削減されたと感じています。これを利用する社員と総務部スタッフ全員の合計時間として考えると、従来の管理方法に比べて大きな効率化が実現しました。
また、これまで漠然と『やらなくてはならない』と感じていた取り組みが、Bqey導入後は『どうやって効率的に実施するか』という建設的な議論に変わりました。例えば、アプリの使い方や入力方法について意見交換が行われるようになり、会社全体が前向きな雰囲気に変わったと感じています。
もともと当社には『お客様の経営を守るために飲酒運転は絶対に許されない』という考え方がありました。Bqey導入によりシステムで客観的に管理することが強化され、スタッフにとってもその重要性が再認識されました。こうした変化により、単なるアルコールチェックの義務化対応にとどまらず、会社全体の安全意識向上や効率的な運用につながったと実感しています。」
 

Bqeyを導入後、期待以上の効果や成果を得られた機能などございましたらお聞かせください。

「Bqeyの導入前、総務部は『管理』という目線が強く監視員のような立ち位置でした。しかしBqeyの導入後は、システムを社員が使うためのサポート・支援を行なう支援者という立ち位置となり、結果的には、コミュニケーション量が増えたと感じています。」
単にアルコールチェックを確認するだけでなく、グループ総務部として、社員とのコミュニケーション活性化につながったのは思わぬ効果でした。」
 

Bqeyを導入する際、何か苦労されたことはありましたか?

「総務や内勤のメンバーが、会社からスマートフォンを貸与されていなかったため、パソコンでの操作は試せるもののスマートフォンでの使用感が分からず、アプリの使用手順の確認やマニュアル作成に苦労しました。
初めての作業だったため『ここはもっと詳しく説明した方が良い』『この手順を追記すべき』など、何度も手直しを重ねる必要がありましたが、カスタマーサポートの方々からのメールや電話のサポートもタイムリーに返答をいただき、実際の運用に合った使いやすいマニュアルを作れました。
また、繁忙期に導入すると『今は忙しくてそんなことに対応できない』といった社員の反応が予想されたため、繁忙期を避け、落ち着いたタイミングで社内周知を進めました。
これらの試行錯誤を経て、最終的には全員がスムーズにBqeyを利用できる環境を整えられたと思います。」

↑Bqey導入後、社員とのコミュニケーションが活性化した

社用車が減り法定義務化がなくなってもBqeyを継続利用したい

Bqeyを今後、どのように活用していきたいか展望があれば教えてください。

「Bqeyは、乗車予約や各種記録のデータを残すことができる点で、大きな意義があると思います。例えば、それぞれの社用車が日ごと、月ごとに何台使用されているか、平均で何台使用されているかなどのデータを管理画面から即座に出力することができます。その出力データを活用して、社用車の使用状況をタイムリーに把握できますし、「今後、会社で社用車を何台保有しておくべきか」、「そのために予算はいくら必要になるのか」、「他に回せる予算はいくらになるのか」といった今後の経営施策を考える上でも役立っています。

また、アルコールチェックした記録がBqeyの画面上に残ることで、会社としてシステムできちんと管理されていることが明確になり、社員一人ひとりがアルコールチェックをした記録が蓄積されます。このような取り組みの結果、社員のコンプライアンス意識が高まり、「このやり方で良いんだ」という安心感や自信につながっているようにも思います。
特に、当社のコンサルタントがクライアント先を訪問すると、「日本経営さんでは、どのようにアルコールチェックをされているのですか?」と聞かれることもありますので、社内で取り組んでいることを具体的に説明できることは、非常に強い説得材料となります。
この結果、アルコールチェックのことに限らず、社員の仕事に対する姿勢がポジティブになり、自己効力感の向上にもつながっているように思います。
この意味で、Bqeyは会社全体の施策の一環としてだけでなく、社員個々の自信や意識向上にも寄与する重要なツールです。仮に社用車の台数が5台未満になり義務がなくなったとしても、引き続き活用し、アルコールチェックを行っていきたいと考えています」と橋本様は締めくくりました。

↑予約や各種記録のデータを簡単に確認できる

社名 株式会社日本経営LINK
事業内容 日本経営グループ傘下の企業における人事・総務・経理・情報システム等のコーポレート業務
URL https://nkgr.co.jp/

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