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鍵の受け渡しによるタイムロスを解消
より多くの利用者に訪問看護・介護サービスを提供可能に

株式会社いきがいクリエーション
平川 恵子 様 いきがいサポートステーション/看護師
知念 はるひ 様 バックオフィス/作業療法士

株式会社いきがいクリエーションは、沖縄県沖縄市を中心に複数の介護施設を運営している企業です。「いきがいと共に歩む」という理念のもと、「誰もが自分らしい人生を歩むことができる社会」を実現するために看護・介護事業を展開しています。

訪問看護・介護事業では、限られた時間の中でより多くの利用者を訪問するために、移動の効率化が欠かせません。同社の施設である「いきがいサポートステーション」では10台の社用車を保有していましたが、社員は鍵の受け渡しのためだけに事業所に立ち寄らなければなりませんでした。それにより生じるタイムロスが課題となっており、解決策を探していたところBqey(ビーキー)を知りました。 

そこで今回は、同社が抱えていた課題をBqey導入によってどのように解決したのか、作業療法士でありバックオフィスも担当されている知念様にお話を伺いました。

抱えていた課題
  • 社用車の鍵を借りるために事務所へ立ち寄る必要があり、タイムロスが発生していた
  • 社員が社用車をスムーズに利用するための体制が整っていなかった
  • 一旦10台の社用車を導入したが、適切な台数なのか判断が難しかった
導入理由
  • デジタルキー機能が自社の課題を解決するのに役立つと感じた
  • サポート体制の面で安心感が持てた
期待する効果
  • 社用車の鍵をスマホで施錠・解錠できるようになることで、移動のタイムロスを解消できる
  • 利用状況を可視化することにより、社員が社用車をスムーズに利用できるようになる
  • 社用車の正確な稼働データを収集し、適切な台数を判断できるようになる

社用車の利用状況の不透明さと、鍵の受け渡しによるタイムロスが課題 

「社用車を導入する以前、社員は自家用車を利用して訪問看護の仕事に出かけていました。その後、施設で社用車を10台導入する提案をした際、多くの社員からは『使わない人が多いのではないか?』といった懸念の声が上がりました。また、直行直帰が多かったため『社用車をわざわざ施設まで取りにいくことが面倒だ』という声も多く寄せられていました。
 

自家用車を業務利用する場合、プライベートのみに利用する場合と比べて車体の消耗が早いことや、事故が発生しても会社が責任を取りにくいことがリスクとして挙げられます。社用車を導入すれば、これらのリスクを回避することができると説明し、社員の合意を得ることができました」と話す知念様。
 

しかし、鍵を保管している事業所と駐車場の距離が離れているため、社員が社用車を利用するときタイムロスが発生することは課題だったそうです。また、社用車導入後の費用対効果を確認するため、実際にどれだけ活用されているかについても確認する必要がありました

現場からは好感触、1日あたりプラス1件が訪問可能になることで費用対効果もクリア

社用車の導入にともなう課題を解決するソリューションを探すため、知念様はWebで検索をはじめたそうです。「『鍵 遠隔で開く』とブラウザで検索したところ、すぐにBqeyの情報が出てきました。導入検討時、現場リーダーにBqeyの概要を伝えたところ『鍵を取りにいくのが面倒だったのでラッキー』といった感想が寄せられました」
 

しかし、取締役からは費用対効果についての指摘を受けたそうです。そこで、知念様は「現在は鍵を取りにいくために朝と夜で1時間程度のロスが発生しています。Bqeyを導入することでタイムロスがなくなり、もう一件訪問看護に行けるようになれば、1時間あたり1万円の報酬が見込めます。Bqeyにかかる費用を考えても、十分な費用対効果が得られます」と取締役に説明し、無事にBqey導入の決裁を得たそうです。

↑スマホで鍵の施解錠ができるため、物理鍵を取りに行く必要がなくなる

社用車の鍵を取りにいく手間の解消と、利用状況の可視化による業務効率化を実現

「Bqeyの導入によって、期待以上の効果を感じています。社用車の鍵を借りるために、わざわざ事務所に行かなくてもよいですし、自分の予定や車の空き状況も確認できるという点で、Bqeyの導入は非常に効果的でした」鍵を取りに行く手間の解消に加えて、無駄な移動時間が減ったことで、勤務時間の短縮に繋がりました
 

Bqey導入前は「使おうと思ったら別の人が乗ってしまっていて使えなかった」という状況があったそうですが、利用状況を簡単に見られるようになったことで解消されました。
 

また、以前は会社に無断で社用車のまま直帰してしまうケースが問題になっていましたが、利用状況が可視化されたことで抑止力が働き、社用車の利用ルールも徹底されました。
車両の状態確認なども含めて、車両管理がやりやすくなった点をメリットだと感じているそうです。

↑社用車の利用状況もスマホから簡単に確認可能

稼働データを活用して10台→9台へ社用車の減車に成功

「自家用車から社用車へ切り替えるにあたり、一旦10台導入して、多いのか少ないのかをウォッチしながら、台数の最適化を図ろうと考えていました」

Bqeyの稼働データは自動でグラフ化されて見やすく、月ごとに集計して最適な台数を割り出せるため、導入から約1年で1台の減車に成功しました。


Bqeyではデジタルキーの利用ログを蓄積し、車両の稼働状況を把握することができます。稼働状況は自動で集計・グラフ化されるので、手間なく簡単に稼働率の低い車両を見つけることができます。

アルコールチェックで基準値を上回ると車に乗れなくなる機能は飲酒運転防止に有効

Bqeyには、対応するアルコールチェッカーであれば、基準値を超えた場合にデジタルキーの利用を制限する機能が搭載されています。酒気帯びのおそれがあるドライバーに対し、車の鍵を開けられないようにすることで、物理的に車の運転ができないようにして、飲酒運転のリスクを低減します。
 

「アルコールチェックで基準値以上の数値を入力すると操作できなくなる機能を使えば、対面確認ができない際にも抑止力になりますね」と、現在は利用していない機能についても興味をお持ちいただいた様子です。様々な機能を段階的に導入していくことができるのも、Bqeyの魅力です。


「利用者様を車に乗せるデイサービスと比べると、訪問看護では社員しか乗らないので、どうしても安全運転への配慮が欠けてしまいがちです。これからは、自分の運転が適性であるかどうかの意識づけを促す取り組みも大切だと思います」と、今後の展望についてもお聞かせいただきました。

社名 株式会社いきがいクリエーション
事業内容 通所介護事業、居宅介護支援事業、訪問看護・介護事業、
サービス付き高齢者向け住宅・有料老人ホームの運営など
URL https://ikigai-days.com/

社用車管理システム「Bqey」
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Bqeyを導入してアルコールチェック、業務効率化、経費削減

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