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Bqey導入により社用車の稼働データを蓄積
データをもとに稼働状況を確認し、無駄のない車両管理を目指す

株式会社ナ・デックス
総務部長 野池 寿重 様
総務部総務課係長 大澤 勝 様

株式会社ナ・デックスはメーカーと商社それぞれの顔をもつ独創的企業です。
自動車の製造設備の販売をはじめ、モノづくりの現場の多種多様なニーズに合わせた最適なソリューションを提供しています。また、近年は特にエンジニアリング力とグループリソースの強化に注力しており、生産設備の一貫したサポートを実現しています。

現在、同社では全社で100 台弱の社用車を運用し、そのうち7割程度が共用車です。そんな同社では、以前から駐車場に停まったままの車両が多い様子に「本当にこれだけ必要なのか?」と 共用車の台数について疑問の声があがっていました。しかし、これまで運転日報を手書きしていたこともあり正確な稼働データの収集がうまくできておらず、適正な車両台数の把握に苦慮していたといいます。

ここでは、それら課題の解決にBqey(ビーキー)を導入したことで、同社の車両管理の効率化への影響、そして稼働データの蓄積により見えてきたものについて、株式会社ナ・デックス総務部係長の大澤様、総務部長の野池様にお伺いしました。

抱えていた課題
  • 稼働していないように見える車両が何台もあり、車両台数適正化に課題があった
  • 十分な稼働データが収集できていなかった
導入理由
  • 稼働データを確実に集めることができる
期待する効果
  • 現場の実態に合った車両台数が把握できる
  • 社用車を効率的に共有できるようになる

蓄積した稼働データをもとに効率的な車両管理を実現させる

十分な稼働データがないために減車を進められなかった

「弊社は本社ビルのすぐ隣に駐車場があるのですが、オフィスから駐車場を見たときに停まったままで稼働していないように見える車両が何台もありまして『余っている車が多すぎではないか?』『本当にこれだけの台数が必要なの?』と 社用車の適正な台数についてご指摘を受けることが何度かありました」と大澤様。

↑オフィスから見た駐車場

経営を正常化させる上で経費の最適化は欠かせません。中でも、社用車は車両代からはじまり、ガソリン代や整備代、保険代と1台にかかる経費が大き いものです。株式会社ナ・デックスのように全社で100台弱も社用車があれば経費は相当なものでしょう。稼働していない社用車がある場合、減車する流れになるのは容易に想像できます。

「一方で、営業現場に聞いてみますと『今でも足りないくらいですよ』という声が聞こえてきました。1日中駐車場に張り付いて稼働状況を調べるわけにはいきません。これだけ使われていない車両があるから、〇台を減らしても業務に支障ないですよね、と言えたらいいのでしょうが、実態をデータで把握できていない状況では減車に踏み切れませんでした」 と野池様。
 

強制力をもって稼働データを収集できる点を評価して導入

そこで、株式会社ナ・デックスでは社用車の稼働データを正確に記録し、かつ車両を効率的に共有できる仕組みを求めていたところBqeyを見つけたといいます。

「実は、弊社ではBqeyの前に、別の運行管理システムを検討していました。ところが、その別のシステムでは稼働データの記録は問題なくできるものの、鍵はオフィス内に設置したキーボックスで管理するというものだったのです。 大きなキーボックスは場所を取りますし、 社員がわざわざオフィスまで鍵を取りに戻らないといけないようでは、 鍵の受け渡しなどの手間もかかるので、弊社の利用環境には適さないように思えました」と大澤様。

その点Bqeyでは、 車内にキーボックスを設置することで、スマホのアプリを操作するだけで車の解錠・施錠ができます。

「Bqeyについてよく調べましたところ、運用するなかで自然と必要な稼働データを集めることができ、かつ鍵の受け渡しが不要で、社用車の共有もスムーズにできそうだと感じまして、弊社から東海理化さんにお問い合わせをさせていただきました」と野池様。

 

本社から導入することで管理側が対応する範囲を絞った

直感的に操作できるシステムであったとしても、これまでの仕組みをいきなり大きく変更すると必ずどこかに混乱が起きるものです。そこで、株式会社ナ・デックスでは管理しやすいようあえて本社だけでの運用、と範囲を絞った上で Bqeyを導入することとしました。
「Bqeyに限らずですが、新しい仕組みをいきなり全社に導入するとトラブルが発生したときに対応が難しくなります。そこで、弊社ではまず柔軟に対応できる本社からBqeyを導入することとしました。 2023年3月に導入した当初は一部から『手書きでささっと書けばよかったものが、スマホを操作しないといけなくなるのは手間だ』という声はありましたが、利用者にBqeyを使用することによる効果を説明し納得してもらうことによって、今ではBqeyに関する不満の声はほぼありません」と大澤様は導入当初を振り返ります。

 

経営資源の有効活用に貢献する

現在、株式会社ナ・デックスでは全社で100台弱ある社用車のうち、本社で運用されている 31 台にのみ Bqeyを導入している状況です。
「Bqey導入からまだ4カ月で十分な稼働データを収集できていないため、具体的な車両の有効活用の動きは進められていません。ただ、 稼働データを見るに、現状で少なくとも 4 から 5 台は見直しができると感じており、 本社で実績ができれば他の事業所の社用車にもBqeyを導入し、将来的には全社で車両を有効に活用できるようにしていきたいと考えております。そうして、経営資源の有効活用に貢献していきたいと考えています」と野池様はしめくくりました。

 

社名 株式会社ナ・デックス
事業内容 FA・溶接・レーザ・IT・物流など製造現場向けのトータルソリューションプロバイダー
URL https://www.nadex.co.jp/

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