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Bqey導入で車両管理の手間を削減
部長職から段階的に導入しスムーズに社内展開させることに成功

豊安工業株式会社
名倉  清  様
常務取締役
七原  美香   様
業務部庶務 ・ 採用課 主任

豊安工業株式会社は70 年以上にわたりプラント設備(ボイラー・コンプレッサー・ポンプなど)の設計施工・メンテナンス、エネルギーマネジメントで日本のモノづくりを支えてきた企業です。
特に近年は世界的に課題視されるエネルギーと環境の問題に向き合い、 省エネや環境保全などを考慮した事業計画を総合的にプレゼンテーションするトータルプランナーとしてメカドクターの育成にも力を入れています。

現在、同社では営業先を回る乗用車に加えて、作業用のワンボックス、部材を運ぶためのトラックなど全47台の社用車を運用しています。そんな同社では、これまで運転日報を車内に配置した手書きのファイルで管理していたため、そのファイルの回収、ファイリングなどに手間がかかっていました。また、使用していたアルコール検知器とパソコンの相性が良くなかったようで、接続エラーが頻発していてその対応にも苦慮していたといいます。

ここでは、それら課題の解決にBqey(ビーキー)を導入したことで、同社の車両管理の手間の削減、コンプライアンスの強化にどのような成果が生まれたのかを、豊安工業株式会社常務取締役の名倉様と業務部庶務・採用課主任の七原様にお伺いしました。

抱えていた課題
  • 運転日報やアルコールチェックを紙に記入しておりファイルの管理が負担になっていた
  • アルコール検知器とパソコンの接続エラーが頻発し、その対応に追われていた
導入理由
  • 運転日報やアルコールチェックなど車両管理の手間を削減できる
  • アルコールチェックの記録を法的に準拠した形で残すことができる

車両管理の手間削減とコンプライアンス強化を同時に実現

記録を手書きしていたために管理負担が大きくなっていた

豊安工業株式会社では営業担当一人ひとりに専用車両が割り当てられています。同社ではこれまで運転日報もアルコールチェックも記録は専用の用紙に手書きしていました。

「報告する側は毎度手書きしないといけませんし、管理する側は運転日報やアルコールチェックのファイルを回収して、ファイリングしないといけません。都度ファイルを利用者から受け取るのも手間でした。また、毎月100枚弱の用紙が出るので、環境への配慮も課題でした。アスクルのA4コピー用紙の箱が数か月でいっぱいなるくらい用紙がたまっており、今後の保管場所についても悩んでいました。」と七原様。

また、2022 年 4 月施行の改正道路交通法では運転前後のドライバーの状態、酒気帯びの有無(アルコールチェック)を安全運転管理者が確認する義務があります。

「以前から運転前後のアルコールチェックは徹底していました。ただ、当時使用していましたアルコール検知器はパソコンとの相性が悪く接続エラーが頻発し、その度に私たち管理側が社員から呼ばれて、長いときではその対応に1 時間以上かかることもあり、負担に感じていたのを覚えています」と名倉様は当時を振り返ります。

法的に準拠したアルコールチェックで安心して導入

そこで、豊安工業株式会社では運転日報やアルコールチェックなどにかかる運行管理の手間は削減しながらも、コンプライアンスを担保できるサービスを検討していました。そんな時、たまたまBqeyについてのWEB広告を目にしたのです。

「Bqeyではアプリひとつで運転日報とアルコールチェックの記録、車両の予約までを一括で管理できます。それも操作がシンプルなのが魅力です。あっちこっち操作しないといけないみたいな複雑なものでは一切なくて、上から順番にタップしていけば必要な情報を記録できます。最初に説明を聞いた時に、これなら誰でも簡単にできるなと感じました」 と七原様。

現在、Bqeyでは対応のアルコール検知器を使用する ことで、アルコールチェックの記録をアプリに連動できるだけでなく、検査時の様子を写真に残すことができます。なりすまし防止につながるこの機能も、システムを選ぶ上で重視していたといいます。

「弊社としてはコンプライアンスを徹底できるのかも懸念点でした。対応のアルコール検知器を使用することで、アプリとスムーズに連動して記録を残せるのは便利です。ただ万が一、 その記録が法的に不適合なものでは意味がありません。その点をBqeyの担当者に確認したところ 『法的に準拠した形で記録を残せます』との回答をいただきました。また、Bqeyでは本人が確かに検査した証拠として写真を残せる機能もあるとのことで、コンプライアンスの面でも安心できるとの判断で導入を決めました」と名倉様。

部長クラスから段階的に導入して混乱を最小限にした

便利で、使いやすい仕組みであったとしても、導入初期というのは多少の混乱が起きるものです。
そこで、豊安工業株式会社ではそうした混乱を見越して、Bqeyを2023年2月にまずは部長クラス、4 月に全社と段階的に導入したといいます。

「私を含めた管理者数名で、Bqeyの使い方を全社員に短期間で周知させるのは難しいと判断しました。そこで、まず各部署の部長にBqeyを使っていただいて、ある程度部長にご理解いただいた上で、全社員に導入することとしたのです。社員個人からいろいろな質問、不安の声が出てきたとは思いますが、直属の上司である部長を窓口としたことで大きな混乱は起こらず、管理者に負担が集中することも防げました」 と七原様。

導入7カ月で車両管理の手間やコストの削減を実感

Bqeyを導入してからおよそ7カ月が経過している豊安工業株式会社では、すでに導入前と比較してファイルの回収、ファイリングにかかる時間を月間約4時間、アルコール検知器に関わる費用を年間169,000円削減することに成功しています。

「弊社では一部共用車も運用しているのですが、Bqeyを導入したことでその調整にかかる手間も削減できています。これまでは専用車を点検に出す際、私たち管理側で共用車の空き状況を確認し、代車を手配していました。それがBqeyを導入したことで、社員自ら共用車の空き状況を確認して、予約できるようになったのです」と七原様は想定外の効果も実感しているといいます。

「はじめは新しいシステムを取り入れることに対して、利用者からめんどくさい、わからないなどの声もありましたが、今となってはそういった声もほぼなく運用がうまくいっています。 Bqeyが社員にしっかり浸透するようにと段階を踏んで進めたのが功を奏したのだと思います」 と名倉様はしめくくりました。

社名 豊安工業株式会社
事業内容 プラント設備の設計、施工、メンテナンス
URL https://www.e-houan.co.jp/

社用車管理システム「Bqey」
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Bqeyを導入してアルコールチェック、業務効率化、経費削減

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