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Bqeyでアルコールチェックの記録を確実に管理
ドライバーの安全意識の向上とコンプライアンスの強化を実現

幸和産業株式会社
加藤  宏  様
取締役営業本部長

幸和産業株式会社は愛知県を中心に東海エリアで展開する電気・電子部品の商社です。
制御機器や産業機械、機械工具など幅広いジャンルの既製部品を取り扱うほか、取引先の要望に応じたカスタマイズで独自の付加価値を加えたり、近年では海外メーカーとの取引も強化したりすることで、性能とコストの両面で最適な製品を提案しています。
現在、同社では20名の営業担当それぞれと、役員用を含めて21台の社用車を配備し、営業車は主に取引先回りや製品の運搬に使用しています。
日常業務で忙しいなか細やかな車両管理までは手が行き届いておらず、特にアルコールチェックに関しては、重大な事故につながるリスクもあることから早急な対策を必要としていました。
ここでは、その要望に合致したBqey(ビーキー)を導入したことで、同社の車両管理、コンプライアンスの強化にどのような成果が生まれたのかを、車両管理を担当する幸和産業株式会社取締役営業本部長の加藤様にお伺いしました。

抱えていた課題
  • 管理体制が整備されておらず、管理者に負担が集中していた
  • アルコールチェックは各ドライバーが記録をしており、記録を見るだけでは適切に実施されていたのかどうかわからない状況にあった
導入理由
  • アルコールチェック義務化対応について、やり過ぎは社員の負担になるが確実な法対応をしないといけないという板挟みのなかで、Bqeyを導入しておけばどちらもクリアできるという安心感があった
期待する効果
  • アルコールチェックの記録の負担が軽減される
  • 稼働状況をもとに営業車の無駄を省き脱炭素社会に貢献

確実な管理体制の構築でコンプライアンスの強化を実現

早急にアルコールチェックの体制を構築したかった

幸和産業株式会社では取引先回りと製品の納品にも社用車を使用することから、営業担当一人ひとりに営業車が割り当てられ、その管理もそれぞれの営業担当が対応していました。

「これまで車両管理に関しては十分な社内体制が整備できておらず、日報は用意していましたが、手書きでその日の移動距離を記入するというように簡単なものでした」と加藤様。

このような管理体制で問題となったのが、2022年4月施行のアルコールチェック義務化です。
早速、同社でもアルコール検知器を導入したはいいものの、アルコールチェックは各ドライバーが記録をしており、記録を見るだけでは適切に実施されていたのかどうかわからない状況にあったのです。

前任者から車両管理を引き継いだ際、加藤様は「これまで大きな問題は起きていなかったからといって、今後もそうだとは限りませんよね。弊社には明るく陽気な社員が多いため、盛り上がって飲みすぎてしまうということもありえないとはいえません。万が一、重大な事故、それも人身を巻き込むような事故が発生してからでは手遅れになる。これはちゃんとしておかないとまずい」と危機感を覚えたといいます。

機能とランニングコストの両面に納得して導入を決定

そこで、幸和産業株式会社では車両管理の視点というよりも、飲酒運転の防止という視点からアルコールチェックを強化できるサービスを検討していました。
そんなとき、同社の代表が新聞にBqeyのことが紹介されているのをたまたま見かけたのです。
「代表から私に、東海理化さんにこんなサービス(Bqey)があるみたいだから問い合わせてみて、と指示があり、一緒に説明を聞きました。これまで弊社ではアルコールチェックの結果を用紙に記入しており、それだと正しく記入されているのかを確認して、適切な場所に保管してと、たったひとつの記録に結構な時間がかかるわけです。そう考えると、Bqeyならアルコールチェックの管理がしっかりできて、このランニングコストなので費用対効果も納得できると、代表の一声ですぐに導入が決まりました。それになにより、東海理化さんとは昔から取引があって、信頼できる会社ということは知っていましたので、それも大きいと思います」

未記入の運行記録があると管理者にメールでお知らせが届く

確実な管理体制でドライバーの安全運転の意識も向上

同社では本年からBqeyを本格導入し、現在6か月ほど経過しています。
Bqeyではアルコールチェックの結果をスマホから入力しますが、中にはスマホの操作に慣れていない方もいるため、導入当初は入力ミスやそもそも入力をし忘れる方がいました。ただ、Bqeyには入力が正しくされていないと、管理者にメールでお知らせが届く機能があります。

「当初はよく誰々さんが入力し忘れていますよって、メールでお知らせが届いていました。おかげでその都度該当の社員に確認したり、使い方がわからない社員には説明したりとひとつずつ対応できたので、今ではそうした入力ミスみたいなのが減ってきています」

営業職にとって社用車は業務に欠かせないものですが、同時に簡単に人の命を奪うことができる凶器でもあります。
わずかな心の緩みが危険運転に、そこから小さな事故に、そして時には取り返しのつかない重大な事故につながるかもしれません。

「アルコールチェックの結果を紙ではなくBqeyというシステムで管理するようになって、見られているという緊張感が出てきているのか、これまでよりもちゃんとしないと、という意識が社員に芽生えてきたように感じます」

また、アルコールチェックが義務化されたことで、どこまでの情報を記録し、どれくらいの期間保管する必要があるのかなど対応に不安を抱えている企業は珍しくありません。

やり過ぎは社員の負担になってしまいますが、でも法的には確実に対応しないといけないという板挟みのなかで、Bqeyを導入しておけばどちらもクリアできる、というのは会社側としては安心です。また、これまでの体制のままだったらもしかしたら重大な事故が起きていたかもしれないと考えたとき、Bqeyのおかげでそうした事故を未然に防げているのだとしたら、それは十分に導入した価値があると思っています」

稼働状況をもとに営業車の無駄を省き脱炭素社会に貢献

Bqeyにはアルコールチェックの結果を記録してから、管理者が承認しないと車両を解錠できない承認機能があります。
その機能を使う際、管理者である加藤様がすぐ対応できない状況にあるときは、営業担当を待たせることもありました。

「今は承認機能をオフにしていますが、できればアルコールチェックの結果に問題がなければ自動で承認される仕組みになるとより使いやすくなるのかなと思っています。これについてはすでに東海理化さんに伝えていまして近々、機能を追加していただけるとのことです(2023/7/6時点)。東海理化さんはこうした細かな要望にも耳を傾けてくれて、前向きに検討してくださるので弊社としては相談しやすいと感じています」

「また、Bqeyを運用する中で社用車の稼働状況を把握すれば、数値データを基に最適な台数がわかり、社用車の台数削減ができるかもしれません。これは昨今、企業に求められている脱炭素経営にも通じるものがあります。さらに、得られた知見を取引先にも共有すれば、各社の業務課題の解決に生かしていただける点もあるでしょう。今回、アルコールチェックの義務化にともないBqeyを導入したように、今後も弊社は周辺の環境変化に柔軟に対応し、率先して解決に取り組むことでビジネスを加速させ、社会にも貢献できる企業であり続けたいと考えております」と加藤様はしめくくりました。

 

社名 幸和産業株式会社
事業内容 電機部品商社
URL http://www.kowtech.co.jp/

社用車管理システム「Bqey」
導入事例をまとめてご紹介!

Bqeyを導入してアルコールチェック、業務効率化、経費削減

などに成功した企業様の事例をご紹介します。