【初心者必見！】車の運転のコツは？運転を上達させるために注意すべきポイントなどをシチュエーション別に紹介！
運転をする時の基本
運転をする時の基本
運転のコツをご紹介する前に、運転する時の基本を確認しておきましょう。運転を上達させるためには、基本を押さえておくことが重要です。まずは、運転時の服装や姿勢について解説していきます。
運転しやすい服装は？
運転しやすい服装は、動きや姿勢の維持を妨げない服装です。例えば、程よくゆとりのあるTシャツや、締め付けすぎないデニムなどが挙げられます。靴はヒールがなく脱げにくいスニーカーがおすすめです。
また「運転に適さない服装」を避けることを意識すると、運転しやすくなります。運転に適さない服装は、次の通りです。
- 冬に着用する厚手の衣服
- サンダルやスリッパ、下駄
- ロングスカート
- 滑りやすい素材でできた衣服
- 視界を奪う帽子やその被り方
アクセルやブレーキの踏み込みを妨げたり、姿勢を崩す可能性がある服装だと、運転しづらくなります。車を運転するときには、運転に支障をきたさないような運転しやすい服装を選びましょう。普段ヒールやサンダルを履くことが多い方は、スニーカー等の運転しやすい靴を常に車に置いておき、運転する時に履き替えることもおすすめです。
運転時の姿勢も大切！
上手な運転をするためには、運転時の姿勢も大切です。姿勢が悪いと視野が狭くなったり、運転での疲労が溜まりやすくなったりします。正しい姿勢で運転するために、運転を開始する前にはシート・ヘッドレストの高さやハンドルの位置、背もたれの角度などを調整するようにしましょう。運転時の姿勢が適切かどうかは、次のポイントを確認するとよいでしょう。
- ハンドルに手を伸ばしたときに軽く肘が曲がる程度の距離になっているか
- アクセルやブレーキの踏み込みを行いやすいか
- 前や横の窓から見える視界が狭まっていないか
運転が下手と言われる人の特徴は？
①急発進・急ブレーキ・急ハンドルが多い
運転が下手な人は、急発進・急ブレーキ・急ハンドルといった「急な」動作が多いです。これらを行ってしまう原因は、事前に止まったり曲がったりする準備・想定ができていないことにあります。
運転中に周囲の状況をよく観察し、この後行うべき操作を想定しておけば余裕を持つことができ、ゆっくりと発進やブレーキ、ハンドル操作を行えます。しかし、準備や想定ができていないと、その場でとっさの行動を取るしかないため「急な」動作を行ってしまうのです。
②まっすぐ駐車できない
駐車の中でも「バック駐車」を上手くできない方は多いのではないでしょうか。バック駐車は前進する時と比べて目から得られる情報が少なく、感覚も異なるため、運転のコツを掴むまで難しいと思います。克服するには、後ほどご紹介する運転のコツを意識した、反復練習が必要です。
③車線からはみ出してしまう
運転初心者や運転が下手な人は、車両感覚を身に付けられておらず、センターラインなどからはみ出してしまう傾向にあります。また、長時間運転をして疲労が溜まっていることに気付かず集中力が低下した状態で運転を続けてしまったり、恐怖心から手前を見すぎたりすることで、車線をはみ出してしまう方もいます。特に恐怖心は車のコントロールに大きな影響を及ぼします。車線からはみ出さないように運転するには、冷静に運転することが大切です。運転に慣れてくると恐怖心は少しずつ和らいでいくと思いますが、どのような状況で恐怖心が現れるかを把握して対策を考えてみるなど、次の運転に活かせるように自分の運転を振り返る習慣を身に付けるとよいでしょう。
④合流や車線変更に時間がかかってしまう
合流や車線変更時には、前方だけでなくミラーを確認してタイミングを測らなければなりません。運転が下手な人は、そもそもミラーを確認しながら運転するのを苦手としている場合が多いため、はじめにミラーを確認しながらまっすぐ運転する練習が必要です。
シチュエーション別！運転のコツ
ここからは、本記事の本題である「運転のコツ」をご紹介します。運転のコツは、シチュエーションによって異なります。シチュエーション別にご紹介するので、苦手なシチュエーションをぜひご覧ください。
①右折・左折時のコツ
運転が苦手な方は、とくに左折が苦手な傾向があります。座席のある位置と反対方向に曲がるため、距離感が掴みにくいためです。また、内輪差を加味した左折のタイミングを覚える必要があります。簡単なコツとして、コーナーの先端が運転者の肩が重なったときにハンドルを切るようにするとよいです。はじめは意識しなければなりませんが、徐々に意識せずともうまく曲がれるようになるでしょう。
基本的なことではありますが、落ち着いた状態でハンドル操作に入るためには、ウインカーを早めに出すことも大切です。また、左折の場合は死角も多いので、巻き込み防止の確認をしっかり行わなくてはなりません。ハンドルを切り始める前に、後部座席の窓付近を目視でも確認するようにしましょう。
右折の場合は、焦らずに右折できるタイミングまで待ちましょう。右折する前にはセンターラインに車を寄せ、車の角度はセンターラインと平行になるようにすると、右折しやすくなります。あまり早くハンドルを右に切ってしまうと、センターラインをはみ出してしまい、隣の車線の車と接触事故を起こしてしまう危険性があるので注意が必要です。
②バック駐車時のコツ
バック駐車は次の手順で行うとよいです。
- 駐車スペースと垂直になるように車を寄せる
- 駐車スペースとは反対方向にハンドルを切って少し進む
- バックし始め、車が駐車スペースと平行になったらハンドルを戻す
- まっすぐになるよう微調整をしながら駐車する
バック駐車が苦手な人は、ハンドルの位置がわからなくなったり、焦ってハンドルを切り始めたり、車の位置を正確に把握できていなかったりします。バック駐車はある程度練習する必要があります。最初のうちは、駐車スペースの横に車が置いていない状態で練習してみて、駐車までの動きの手順を身に付けましょう。そして、ハンドル操作とアクセルやブレーキの操作を別々に順番に行い、着実に動作を覚えていくこともおすすめです。
また、バック駐車をする時は、右バック（運転席側が内輪側になる場合）の方が簡単です。可能であれば右バックで駐車できるスペースを選ぶようにしましょう。
駐車する時には、内輪側の後輪の位置が重要です。内輪側の後輪を駐車スペースの白線に合わせるようにします。この時、45度の角度で駐車スペースに入ると駐車しやすいです。
後方や周囲の障害物の確認をしながら駐車しますが、その際は運転席側のサイドミラーをメインに確認するとよいでしょう。サイドミラーをうまく活用できるようになると、駐車時に前方へ意識が向くようになり、まっすぐ停められるようになります。
③カーブ時のコツ
カーブに入るときは手前でブレーキをかけて減速し、カーブを抜けるときはアクセルを踏んで加速するようにしましょう。速度を保った状態でカーブに入ると、ハンドルを切るときのコントロールが難しくなります。
また、運転時の視点はすぐ手前ではなく、少し先の前方を見るようにすると曲がりやすくなります。前方を見ながら左右のラインを交互に確認し、対向車の位置にも注意するようにしましょう。
④合流・車線変更時のコツ
合流・車線変更時に苦手意識がある方も多いと思います。合流や車線変更が難しいのは、移動先のスピードが速く、恐怖心が生じてしまうからです。合流・車線変更する前にミラーを確認し、問題なければ自身の車のスピードを移動先のスピードに合わせてください。合流・車線変更の瞬間にスピードを上げようとすると恐怖心が高まりやすいため、前もって少しずつスピードを合わせておくことが大切です。
高速道路で合流する場合は特に、しっかりと加速してから合流しないと、後続車と事故を起こしてしまう可能性があります。車間距離を確認しながら、前方の車についていくようなイメージでゆるやかにハンドルを切って合流するようにしましょう。
一般道路の場合は、高速道路ほどの加速は必要ありませんが、バイクや原付などを見落とさないようにすることが必要です。
運転を上達させるためにやるべきこと・意識すべきこと３選！
最後に、運転を上達させるためにやるべきことや意識すべきことを3つご紹介します。
①車に乗る頻度を増やす
車に乗る頻度が多い人は、運転が上手な傾向にあります。つまり運転には「慣れ」が必要なのです。同じ運転期間でも、週7回運転する人と週1回しか運転しない人とでは、運転の上達速度は異なります。たとえば免許を取ったばかりの方は、まだまだ運転回数が少ない状態です。まずは、走りやすい道や広々とした場所で、運転の練習をたくさん行いましょう。
②譲り合いの精神をもって、イライラしない！慌てない！
譲り合いの精神をもっておくことは、運転時の精神の余裕につながります。精神の余裕は視界の広さに影響するため、安全な運転ができるようになるのです。周囲を見ることができれば、他の車の動きや交通の流れを見て予測できます。イライラしないこと、慌てないことを常に意識し、譲り合いの精神をもって運転するようにしましょう。
③運転アシスト機能付きの車を使う
近頃では運転アシスト機能が付いた車も多くなっています。運転をはじめたばかりの方は、ハンドル操作のアシスト機能や車間距離の認識、ライトの自動切り替え、ドライバーの死角になる箇所のセンサー機能などの機能をうまく活用してみてもよいでしょう。注意点としては、最初にこういった機能に慣れすぎると対応力が低くなる可能性もあるため、少し運転に慣れてきたらアシスト機能に頼りすぎない運転も練習するようにしましょう。
まとめ
運転のコツは、シチュエーションごとに異なります。運転する前の準備をしっかり行ったうえで、本記事でご紹介したコツを参考に練習しましょう。
また、運転には「慣れ」も必要なので、運転の頻度を上げると必ず上達します。定期的に運転するようにすることをおすすめします。
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