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Bqeyで運転日報とアルコールチェックを一元管理
ドライバーと管理者双方の業務改善と
コンプライアンス強化を実現

交洋貿易株式会社
北口  信一  様
経理総務部   部長
嶋田  徹   様
経営企画室   課長
井上   湧也   様
経理総務部   主任

交洋貿易株式会社は創業75年以上の歴史をもつ化学原料・エレクトロニクス関連資材の専門商社です。主に塗料原料や樹脂形成品、電子材料を取り扱っており、それら原料は日用品から医療、建築、インフラ整備などさまざまな場面で活用されています。
現在、同社では大阪オフィスに6台(うち1台は役員車)、名古屋オフィスに3台、東京オフィスに2台の社用車を配備し、既存の取引先回りや新規開拓の営業などに使用しています。車両の予約についてはシステムを導入しているのに対して、日報についてはいまだ紙に記載するなど管理体制が統一されていませんでした。また、アルコールチェックの義務化にともない、コンプライアンスのさらなる強化も必要としていました。
ここでは、その要望に合致したBqey(ビーキー)を導入したことで、同社の管理体制、コンプライアンスの強化にどのような成果が生まれたのかを、交洋貿易株式会社で社用車のリースや車両保険など車両管理全般に対応する総務の北口様と、運行管理や安全運転の指導などを実施する安全運転管理者の嶋田様にお伺いしました。

抱えていた課題
  • 運転日報を車に積んだ紙に記入しており、定期的にそれを回収するなど管理が手間だった
  • アルコールチェック義務化にともないコンプライアンスの強化が求められた
導入理由
  • 運転日報とアルコールチェック記録をひとつのシステムで管理できる
期待する効果
  • 社用車利用時にかかるドライバーと管理者双方の負担の軽減
  • アルコールチェックの徹底によるコンプライアンスの強化

運転日報とアルコールチェック記録の管理を一元化

運転日報も紙管理でなくシステム化したかった

交洋貿易株式会社では車両の予約にはスケジュール管理システムを導入していましたが、運転日報は車に積んだ紙に記入し、一定期間経ったら車から紙を回収するなどシステム化されておらず、管理に手間がかかっていました。

「車両の予約はシステム化されており便利に活用されていますが、運転日報はいまだに紙に記入をしており用紙を管理するのが本当に面倒でした。これはなんとかしないといけないと感じていました」と北口様は話します。

Bqey導入前の運転日報用紙

このような管理体制のなか、2022年4月に施行されたのが運転前後の目視等によるアルコールチェックの義務化。
そして、2023年12月からはアルコール検知器を用いての確認も義務付けられるので、同社ではより確実に飲酒運転を防止するために先駆けてアルコール検知器による確認にも対応することとしたのです。

しかし、いざ導入するシステムを探しはじめた北口様たちでしたが「何社か説明を聞いてみたんですけど、どこのシステムも運転日報かアルコールチェックのどちらかにしか対応していないみたいで……。」と要望に合うサービスがなかなか見つからなかったといいます。

安全運転管理者の嶋田様

必要な機能がひとつのアプリで完結できるのが導入の決め手

そんなとき、交洋貿易株式会社は社用車管理システムBqeyと出会います。そのきっかけとなったのは、東海理化株式会社から同社への飛び込みの電話営業でした。

「東海理化さんからお電話をいただいて、説明を聞いてみたら、Bqeyであれば運行管理からアルコールチェックまでこれひとつですべて管理できるとのことじゃないですか。これがBqeyを導入した一番の決め手でしたね」と北口様。

「あと、社用スマホが浸透していたのも理由ですかね。弊社ではコロナが流行り始める前くらいから全社員にスマホを配っていまして、会社からアプリの導入を指示しやすかったんです。これが社用スマホじゃなくて、個人スマホとかだったら導入できなかったのかなと。社員によってはAndroidもいれば、iOSもいますし、中にはガラケーを使っている方もいますから。それに、アプリによっては通信費もかかるじゃないですか。それが、社用スマホなら機種が統一されていますし、通信費もすべて会社負担ですので、社員にあまり負担をかけることなく導入できました」と嶋田様は当時を振り返ります。

Bqey導入時には東海理化から交洋貿易名古屋オフィスに向けては対面で、大阪オフィスと東京オフィスに向けてはオンラインでの機能や操作方法に関する事前説明会を実施しました。

「シンプルに、そして丁寧に説明してくださってわかりやすかったかなと。とくに名古屋は対面だったこともあってか、全体的に理解度が高い印象です」と北口様。

説明会の様子

アプリの設定を柔軟にカスタマイズできることも高く評価

導入から5か月ほど経過した現在、交洋貿易株式会社では主にアルコールチェックの管理を軸に、車両の予約と走行距離の記入などの運転日報にもBqeyを活用しています。

「社用スマホを配ってすでに数年経っているので、社員全員がある程度スマホの操作に慣れているとはいっても、中にはあまり複雑すぎるとアプリを使いこなせない方もいます。そこで、Bqeyにはいろいろと便利な機能はあるとは思うんですけれども、今はあえて必要最低限のものに絞って使っています」と嶋田様はBqeyの機能面について管理者側で設定をカスタマイズできる点を評価されました。

車両管理全般に対応する北口様

アルコール濃度の見える化で飲み過ぎの防止にもつながった

営業担当者というのはその業務の性質上、どうしても取引先を接待する機会が増えるもので、ときには話が盛り上がってお酒が進むこともあるかもしれません。そんななかで万が一、アルコールが残ったまま運転していて飲酒運転で検挙されたり、ましてや重大な事故を起こしたりすると、会社としては取り返しのつかない事態となります。

「これまでも深酒をしちゃって朝までアルコールが残っている感じがするときには、社員自ら『今日はやめときます』って運転を控えてはいました。でも、それはあくまで個人の感覚値でしかなかったわけです。それがアルコール検知器で検査するようになると、数値としてはっきりと見えるので、それによって社員の飲酒運転に対する危険意識は高まったかなと思います。中には、アルコール検知器の数値で自分のお酒に対する強さを把握した方もいて『俺これ以上飲むと無理だから』ってお酒をセーブする社員も出てきています」と嶋田様はアルコールチェック義務化の思わぬ効果を実感したといいます。

「取引先回りがある以上は、今後も社用車がなくなることはないでしょう。そうなると仮に義務化されていなかったとしても、会社としてアルコールチェックはすべきことだと考えておりますので、今後もBqeyを積極的に活用してコンプライアンスの強化に努めてまいりたいと思います」と北口様が話を締めくくりました。

 

社名 交洋貿易株式会社
事業内容 化学原材料・エレクトロニクス関連資材商社
URL http://kouyoh.co.jp/

社用車管理システム「Bqey」
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Bqeyを導入してアルコールチェック、業務効率化、経費削減

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