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2022.10.31

【対策必須!】漫然運転とは?交通事故を起こさないために、漫然運転の原因と対策を知っておこう!

「漫然運転」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?交通事故の原因でよく耳にするのは「居眠り運転」や「わき見運転」ですが、実は死亡事故の原因のトップは漫然運転であり、非常に危険性が高い行為です。今回は、漫然運転とはどのような行為か、その原因と対策について解説します。

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漫然運転とは

漫然運転とはどのような運転?

漫然運転とは、集中力や注意力が低下した状態で車を運転することです。具体的には、前方を見ながら運転しているけれども、頭がぼーっとしていたり、考え事をしていたりと、運転に集中できていない状態のことを指します。

漫然運転は別名で「内在的前方不注意」とも言われており、前方を見ているつもりであっても集中できていないため、信号や歩行者に気付けずに事故を起こしてしまうことがあります。

漫然運転と居眠り運転の違い

交通事故の原因としてよく耳にする「居眠り運転」は、運転しながら寝てしまったり、強い眠気により通常の運転ができなくなってしまう状態です。

運転に集中できていないという点では漫然運転と似ていますが、居眠り運転は別名で「過労運転」とも呼ばれ、睡眠不足や疲労、睡眠時無呼吸症候群などの生理現象が原因と言われています。

居眠り運転については、長時間続けて運転をしないようにしたり、途中で仮眠休憩をとったりすることで、ある程度は防止することができると言われています。しかし漫然運転は身体的な原因ではなく、運転者の意識の部分が大きく関係しているので、そこが違いとも言えます。

漫然運転とわき見運転の違い

居眠り運転と同様に、交通事故の主な原因としてよく耳にするのが「わき見運転」です。わき見運転とは、何かに気を取られて前方への注意力が欠けてしまう状態で運転することを言います。例えば、窓の外の景色や看板に気を取られてしまうこと、スマートフォンやカーナビに気を取られてしまうことなどが挙げられます。

スマートフォンやカーナビを操作しながらの運転は「ながら運転」とも呼ばれ、わき見運転の一種です。ついスマートフォンの通知を見てしまったり、カーナビでのルート検索を行ったりなど、少しだけなら問題ないと思ってながら運転をしてしまう人もいるようです。近年はながら運転による交通事故も多く発生しており、問題視されています。

漫然運転の危険性

漫然運転による事故の発生件数

警察庁が掲載している「令和3年における交通事故の発生状況等について」の資料によると、令和3年に発生した死亡・重傷事故の人的要因の1位は安全不確認で、13,776件(全体の54.7%)でした。次いで多いのは、前方不注意・外在的(13.1%)と前方不注意・内在的(その他)(11.5%)となっており、漫然運転による交通事故が多く発生していることがわかります。

漫然運転が原因で起こりうる危険な行動とは?

漫然運転が原因で起こりうる危険な行動としては、以下のようなものが挙げられます。

①信号を見落とす

事故の原因としてよく挙げられるのは信号の見落としです。ぼーっとしていて信号が変わっていることに気付かず、停止線を越えてしまったり、信号無視をしてしまったりということが挙げられます。人通りや車通りが多い交差点などでは、大きな事故にも繋がる可能性があります。

②車間距離が適切に保てない

高速道路や交通量の少ない一本道など、景色の変化があまりないような場所を走行している場合には、ハンドル操作も少なく、集中力・注意力が欠けてしまいがちです。カーブが多い道や交通量が多い道と比較すると安全意識も低くなりやすいので、気づいたら前の車に接近してしまっていたり、追突してしまったりする危険性があります。

③ふらついて車線からはみ出す

漫然運転をしていると、ハンドル操作も鈍くなってしまい、まっすぐ走行できなくなります。そのため、車がラインからはみ出してしまったり、カーブで曲がり切れなかったりと不安定な運転をしてしまい、他車との接触のリスクが高まり非常に危険です。

④ブレーキ操作が遅れる

運転に集中できていない状態では、判断力も低下しています。突然歩行者が出てきた場合などにとっさの判断が正しくできず、ブレーキ操作が遅れてしまう危険性も考えられます。

⑤スピード超過してしまう

漫然運転をしていると自分がどれくらいの速度で走っているかを意識しなくなります。知らない間に法定スピードを超過していたということも起こりうる上に、ブレーキ操作も鈍っているので大事故を起こしてしまう危険性が非常に高いです。

漫然運転の主な原因

①運転中に考え事をしてしまう

運転中に考え事をしていると、漫然運転に繋がります。仕事や私生活に関して悩み事がある場合は、運転していても無意識のうちに考えてしまいがちですが、運転中は安全運転を心がけ、運転だけに意識的に集中するようにしましょう。

②睡眠不足や疲労が溜まっている

睡眠不足や疲労の蓄積は、運転に限らず集中力や注意力を低下させます。前方を見て運転しているつもりでも、気が付いたら頭がぼんやりしてしまっているかもしれません。居眠り運転にも繋がりますので、睡眠不足や疲労が蓄積した状態での運転は非常に危険です。

③長時間、単調な道を運転している

高速道路などの単調な道を長時間運転していると、少しずつ緊張感が薄れてきます。また、長時間休憩せず運転をしていると、知らない間に疲労が蓄積し、注意力が欠落してしまいます。

④スマートフォンに気を取られる

運転中にスマートフォンの操作をしていない場合でも、着信音や通知音が鳴ると気になってしまい、意識がスマートフォンに向いてしまうことがあります。結果として運転に集中できなくなってしまうことが考えられます。

⑤同乗者との会話に夢中になっている

同乗者がいる場合、会話をすることで居眠り運転防止にはなりますが、会話に集中しすぎてしまう可能性もあります。会話を楽しむことは問題ないですが、夢中になりすぎないように気を付ける必要があります。

⑥運転に慣れて緊張感がなくなっている

運転歴が長くなってくると、運転時の緊張感がなくなってしまいます。自分が事故を起こすはずがないという意識や自分の運転スキルへの自信により、漫然運転を引き起こしてしまう可能性があります。

漫然運転への対策4選

①音楽を聴く

漫然運転の対策として、有効だとよく言われるのは、音楽を聴くことです。好きな音楽を聴くことでリラックスすることができ、運転に集中できます。ただ、クラシックなどのゆったりした曲を長時間聴いていると眠くなってしまう人もいるので注意が必要です。

②ガムを噛んだり、コーヒーを飲んだりする

眠気防止策としてもよく挙げられますが、ガムを噛んだり、コーヒーを飲むこともおすすめです。ガムを噛むと交感神経が刺激されて脳が活性化すると言われています。清涼感の強いものやカフェインが含まれたものもあるので、好みに合わせて選ぶことができます。また、コーヒーにもカフェインが含まれているので、眠気を覚まして頭をすっきりさせてくれるでしょう。

③スマホの通知を切っておく

集中力が切れる原因として最近問題視されているのは、スマートフォンです。スマートフォンの通知音が鳴るとどうしても気になってしまいます。そのため、運転中は通知を切ったり、機内モードやおやすみモードにするなど、運転の邪魔にならない設定にしておくことがおすすめです。

④こまめに休憩をとる

漫然運転をしてしまっている時は、自分の疲労にもあまり気付かないかもしれません。運転には集中力が必要なので、想像以上に疲労が蓄積します。疲れたと感じていなくても、こまめに休憩をとるようにしましょう。

理想の休憩時間としては、「2時間ごとに10分以上の休憩」と言われています。これは運転に慣れている方に対する目安なので、普段あまり長時間運転しない人は、「1~2時間ごとに10分以上の休憩」もしくは「2~3時間ごとに30分以上の休憩」をとるようにするとよいでしょう。

また、余裕を持ったスケジュールを組んでおくと、疲れた時に柔軟に休憩をとることができます。一度車を停めて軽くストレッチをするだけでも気分がリフレッシュできるので、無理せず時間に余裕を持って移動するようにしましょう。

まとめ

今回は、漫然運転とは何か、漫然運転の原因と対策についてご紹介しました。漫然運転は誰にでも起こりうることです。ちょっとした気の緩みが原因で大きな事故を引き起こしてしまう危険性がありますので、仕事・プライベート問わず車を運転するときはしっかり運転に集中するようにしましょう。また、運転の歴や疲労度合いに関わらず、こまめに休憩をとるようにすることも大切です。

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